自然と自然の恵み、背名の不思議、そして環境の大切さを伝える! のぎへんのほん

B6判/カバー装

食べて、食べられて、まわる
食べて、食べられて、まわる
高橋 英一・著/184頁/5%税込定価1,365円
ISBN 978-4-87639-414-2 C1045 ¥1300E
三十数億年前に生命が誕生して以来、多様化してきた生物は食べものを求め、環境に適用して生きてきた。
一千万種の生物も人も些細な点で多くの相違はあるが、「生まれて、食べて、産んで、死ぬ」ことだけは相違がない。 本書は、「食」という視点で生物の適応と多様化を眺めることで見えてくること、ヒトによる食料生産が地球上の他の生物と人に何をもたらしているかを探り、考える。

1 食べるとはどういうことか―そこからみえてくるもの
2 生物多様性への道のり
3 生物の世界を支える光合成の進化
4 食べまわしがつくった物質の循環構造
5 自然からはみ出たヒトの来た道
6 自然の中に食料を求めて―狩猟・採集生活の時代
7 後氷期の世界にはじまった食料生産
8 肥料革命と農業の変貌
9 食料生産のもたらしたもの―農業は人類の原罪か
10 おわりに―「職業としての学問」と私
生物多様性のいまを語る
生物多様性のいまを語る
岩槻 邦男・著/234頁/5%税込定価1,575円
ISBN978-4-87639-415-9 C1045 ¥1500E
直接・間接に関係を持ち合っている生物たちを、人類の社会活動が圧迫している。2008年度に兵庫県立人と自然の博物館で開催した全10回のセミナーの講義録をもとに、社会的課題としての生物多様性を語る。

1章 生物多様性とは何か
2章 生物多様性と人間生活
3章 生物多様性と生命科学
4章 生物多様性の危機─絶滅危惧種が教えてくれるもの
5章 日本列島開発の歴史
6章 里山で生物多様性を見る─日本人の自然観
7章 生物多様性条約と日本─生物多様性国家戦略から生物多様性基本法へ
8章 生物多様性の生─生命系を生きる
9章 生物多様性の持続的利用─人と自然の共生
10章 生物多様性を博物館で考える
細菌の手帳
細菌の手帳
田爪正氣・築地真実・他著/220頁/5%税込定価1575円
ISBN4-87639-143-2 C1045 ¥1500E
温暖化が進んでいるいま、細菌のことをもっと知っておこう!細菌には、病気・死の原因となるもの、人の健康に役立つもの、無益無害のものなど多種多彩である。これら細菌について形・大きさ、棲息場所から増殖の条件、人への影響など、基本的なことをまず述べ、とくに病原菌については感染課程や病状、予防法までを多くのイラストを駆使し平易に解説。
《付》細菌情報を入手するためのおもな問い合わせ先、用語解説、細菌が引き起こすいろいろな症状と症候群
ランの手帳
ランの手帳
中西準治著/197+カラー8頁/5%税込定価1680円
ISBN4-87639-140-8 C1045 ¥1600E
かっては高嶺の花であったが、今は人工交配等の技術もあり、手軽にランを栽培したり、装飾品に利用する人も多い。約2万5千種あるランについて種類・特徴等の植物学から、栽培の要点、肥料・病気のことから増やし方・新品種づくりまで、多彩なラン情報もまじえて語る。
時間と健康を科学する
小沢正昭著/153頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-137-8 C1040 ¥1300E
生物は自然の周期(時)に合わせて生きてきた。人間も例外ではない。人間にとって太陽・月をはじめとする自然の周期に合わせることがいかに健康上大切かを説き、現代人の生活が自然の周期(時)とズレ過ぎたため起きている病気や障害を科学的に明かし、その改善策も語る。
ウイルスの手帳
田爪正氣・築地真実著/205頁/5%税込定価1575円
ISBN4-87639-136-X C1040 ¥1500E
SARS、鳥インフルエンザ、西ナイル熱、エイズ等多くのウイルス感染症は、治療法が少ないため、予防が第一。ウイルスの特徴や意外な弱点を知り、感染症について学び、予防するための基本的な術を身につけたい時に役立つ書。ウイルスで困ったときの問合せ先一覧も掲載。
肥料になった鉱物の物語 ―グアノ、チリ硝石、カリ鉱石、リン鉱石の光と影 ―
高橋英一著/172頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-135-1 C1040 ¥1300E
四つの肥料鉱物が次々に登場したきっかけは何か、それによってどんな紛争が起き何が変わり、近未来にどのようなことが起こるのか、等の答を探るため、乱掘と多用の歴史的エピソードを物語風に綴り、農業の変革や人口・環境問題も織り交ぜて検証していく。
からだにやさしいスローライフのすすめ
松原健司著/132頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-134-3 C1040 ¥1200E
人間は動物であるという当たり前の意識が薄れ、超不規則生活・超清潔主義や生命に不適切な物を多用した結果、現代人が適応できずストレス・アレルギー・各種ガン等が急増している現実を事例や独自調査も入れ指摘。その上で、人にとっての真の快適ライフを語る。
酒 ―気になる魅惑な飲み物
小沢正昭著/171頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-132-7 C1040 ¥1300E
最近、アルコール依存症が蔓延したのはなぜか、酒と人との付き合いの歴史をひもときながら明らかにしていく。高濃度の蒸留酒や口当たりのよい各種リキュールの影響から、さらに飲み方までも検証し、依存症にならない酒との付き合い方を語る。
砂漠化と戦う植物たち ―がんばる低木
徳岡正三著/240+カラー4頁/5%税込定価1680円
ISBN4-87639-133-5 C1045 ¥1600E
温暖化・砂漠の拡大は人類存亡の危機となる。樹木も雑草も育たない砂漠化の危機に晒されている厳しい地域、オルドス・黄土高原・タクラマカン砂漠などで、たくましく生きる十数種類の低木たちの生き残る知恵や砂・乾燥に強い理由を解説する。
コケの手帳
秋山弘之編/220+カラー4頁/5%税込定価1680円
ISBN4-87639-131-9 C1045 ¥1600E
コケたちの不思議な生態、数千年生き続ける謎、小さな体に似合わないパワーの秘密等を多彩な題材を集めて解説し、さらに深く知りたいとき役立つ同好会や研究機関の問い合わせ先、コケ観察の穴場、コケ寺、コケの庭園まで加え、手帳的活用も目指した書。
循環型社会への提言*21世紀のライフスタイル3*
北野 大、他著/215頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-130-0 C1040 ¥1300E
20世紀的な多量生産・多量廃棄のライフスタイルを改め、適正資源を有効に活用・再利用し、廃棄物を最少限にする地球と弱者にやさしい社会を実現するため、世界の環境先進都市・国内企業・地域の実践取り組みを紹介し、実行可能な提言をする。
生命のなかの「海」と「陸」 ―ナトリウム・ケイ素の生物誌
高橋英一著/167頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-387-7 C1040 ¥1300E
地球上の二大環境(海と陸)の特徴的元素(ナトリウム、ケイ素)を生命が生存のため、どのように選択的に体内に取り込み利用するようになってきたかを見ることで、多くの生き物が与えられたそれぞれの環境にどう順応し進化してきたかを証明する。
世紀を超えて広がる「毒」 ―気の毒・液の毒・固の毒
一戸良行著/172頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-386-9 C1040 ¥1300E
「毒」も進化する!目に見える歴史的な毒、科学の進歩とともに出現した化学毒、意図せずに世紀末に出現してきた微量毒物質が入り混じって世紀を超えてきた。いつ身近に出現するかわからない「多様な毒」についての役立つ知識を歴史的事柄も含めて伝える。
植物のくれた宝物 ―ポリフェノールのふしぎな力
梅田達也著/162+カラー4頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-122-X C1040 ¥1300E
植物に含まれるポリフェノールが、いかに活性酸素を消滅させるか、ガン・糖尿病から虫歯予防、老化防止、美容などにどのような優れた効能があるのかを、実用に役立つよう実践的・科学的に熱く語る。その上、難解な医学的用語には簡潔な解説も付けてある。
環境・くらし学*21世紀のライフスタイル2*
北野 大、他著/187頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-385-0 C1040 ¥1300E
環境改善に向けて、個々の生活者・マスコミ・企業・行政がどう行動すべきかを外国・国内の地域でのゴミ・環境対策に取り組む実践例を紹介しながら、21世紀の省資源化に向けた「ものの豊富さから心の豊かさへ」の環境型くらし学の手順を提言。
現代を生きる化石たち
樋山正士著/161頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-381-8 C1045 ¥1300E
シーラカンス・カブトエビ・オウムガイ・イリオモテヤマネコなど有名な化石生物から一般的と考えられがちな種まで幅広く登場してもらい、どこが古代の名残りがあるのか、なぜ今日まで生き残れたか、未来はどうかなど、暖かいまなざしをもって語る。
ゴミ・リサイクル・ダイオキシン*21世紀のライフスタイル1*
北野 大、他著/178頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-383-4 C1040 ¥1300E
ダイオキシン類をはじめ有毒化学物質が発生するメカニズム、それらが世代を越えて人や環境に及ぼす影響を明らかにし、ゴミも減量化対策・再資源化問題を通して自然や生活環境のあり方を考え、21世紀のライフスタイルを提言していく。
汚染物質予備軍
小沢正昭著/164頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-379-6 C1040 ¥1300E
いまも需要があってつくられている年間2,000もの化学物質の多くが、第二、第三のダイオキシンやフロンを生む要素があること、すでに出まわっている化学物質も今は安全と思われているが、検査法が進歩すれば強力な汚染物質になりうることを説く。
薬物乱用の科学 ―乱用防止の知識
中原雄二著/194頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-382-6 C1040 ¥1300E
乱用薬物は、一度依存症になるとほとんど抜け出せない恐ろしい薬。覚せい剤・コカイン・大麻・アイスなど多くの乱用薬物の中毒・禁断症状から薬理作用・検査法・治療法、さらに密造品の危険性など幅広く解説し、依存症の恐ろしさの事例も示す。
ヒガンバナの博物誌
栗田子郎著/181+カラー4頁/5%税込定価1575円
ISBN4-87639-117-3 C1045 ¥1500E
カジバナ、シビトバナなど全国で1,000余りの呼び名があるが生態は余り分かっていない。どのように人間と共存する人里植物になったか、アフリカから種子なしでどのように渡ってきたのか、なぜ好感が持てない名が多いのか等、赤い花の謎に迫る。
食と健康の科学
小沢正昭著/140頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-115-7 C1040 ¥1300E
人類が樹上から下り、未知の病原菌やさまざまな化学物質と出会うたびにどんな人体実験が繰り返されていたか、現代の多様化した食生活が近未来にどのような実験結果を人類にもたらすかを科学的に予測をまじえ考察し、食の変化と健康について考える。
シルクロードに生きる植物たち
岩槻邦男著/160+カラー4頁/5%税込定価1575円
ISBN4-87639-375-3 C1045 ¥1500E
西安・敦煌よりはるか西域のシルクロードに横たわる広大なタクラマカン砂漠のきびしい環境に生きる植物たちのたくましい生命力と知恵、休むことなく動く砂漠のことを中心に、ウイグルの人々の生活や歴史的背景もまじえながら感動的に綴る。
栄養学の窓から眺めた生物の世界
高橋英一著/160頁/5%税込定価1470円
ISBN4-87639-376-1 C1045 ¥1400E
物語は海に生物が誕生したところからはじまる。生命誕生以来、生存の基本は「食べる・食べられる」である。そのことに目を向け、種によって違う必須元素すなわち栄養という視点から、進化・適応を続けるため多様化する生物の世界を眺めてみた。
和薬の本 ―民間療法を支える植物
中西準治著/143+カラー2頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-362-1 C1040 ¥1300E
古来より薬効があることが知られているからだにやさしい和薬植物を一つ一つ取り上げ、どの部分にどんな薬効があるのか、採集方法・作り方、似ている毒草との見分け方を多くの写真と工夫をこらした植物画を使い平易に解説。よく読むと漢方より安全であることが分かる。
南紀から地球の植物をみる ―シダに惹かれたナチュラリストの記
真砂久哉著/164頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-046-0 C1045 ¥1300E
熊楠・翠山などを育んだ南紀で、永年シダ植物を採集・研究してきた筆者・真砂久哉の生涯の記録。登場する植物も、紀伊半島はもちろんのこと、日本各地や、東南アジア・南米など世界各地に及んでおり、シダ研究者にも受け入れられる内容。
ミミズのダンスが大地を潤す
渡辺弘之著/123頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-043-6 C1045 ¥1200E
体長数メートルの怪物ミミズ、スピードが自慢のスプリンターミミズ……など。その仲間が耕地をつくったり、遺跡を保存したり、薬になったりして活躍している様子をちょっぴり悪さをすることも入れながらいろいろなミミズを紹介していく。
新ファラデー伝 ―19世紀科学の教訓
井上勝也著/204頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-042-8 C1040 ¥1300E
『ロウソクの科学』でも知られるファラデーは、生涯童心をわすれず自然界を見つづけたことで大発見に結びついたと言われている。本書は、ファラデーの実像を伝え、150年経った今日も、その教訓が基礎科学分野で参考になることを柱に展開されている。
ヨシの技・サボテンの術 ―水を上手に使う植物たち
藤田 昇著/172頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-041-X C1045 ¥1200E
植物は、動物のように水を求めて移動することはできないが、多様な進化のなかで、適応力を身につけてきた。本書は、植物が出現して以来、水とどのようにつき合ってきたか、水条件によってどのように進化してきたのかをヨシとサボテンを題材にして語る。
水は永遠の友
平澤猛男著/171頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-040-1 C1040 ¥1300E
地球上の生き物すべてにとって水は不可欠である。本書は、大切な水の中で、実際に使える量はわずかであること、水の姿・性質などを詳述し、水を有効に利用し、使って後、もとに近い状態で自然界に戻すことが友に対する心遣いであることを力説している。
「根」物語 ―地下からのメッセージ
高橋英一著/156頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-038-X C1045 ¥1200E
古くより人と係わりを持つ「根」にスポットを当て、植物に根が出現した由来、進化の過程を通し今日の姿を語り、将来根がどこへ行くのかを述べる。形やしくみ、地中での働きについても明らかにし、日本人の根についてのイメージにも言及する。
フィットネスは歩いてやってくる
大道 等著/161頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-037-1 C1047 ¥1300E
美容を売りものにしたフィットネスクラブを街で見かけるが、本来は「良好な健康」という意味。この良好な健康をつくるのに“歩き”が注目されている。本書は、高齢化社会での健康と歩きに注目し、速さ・歩幅・時間などを明快に解説。
「竹」への招待 ―その不思議な生態
内村悦三著/188頁/5%税込定価1325円
ISBN4-87639-036-3 C1045 ¥1262E
1か月余りの間に数メートル伸びる驚異的な生命の秘密、珍しいタケの話やタケの不思議な生涯から、茶道・生け花・日本料理・家具など人間、とくに日本人との関わり、話題を語る。また、全国にある「竹」の植物園・公園を巻末に掲載してある。
身のまわりの「?」を探る ―物質の変化を中心として
小島義博・今井清幸・中村八平著/196頁/5%税込定価1223円
ISBN4-87639-034-7 C1040 ¥1165E
われわれの身近にある物質・現象の変化一つ一つをタイトルに挙げ、「なぜ」「どうして」という専門外の一般読者の立場に立って眺め、専門的な言葉を極力使わずに記述し、図・写真を豊富に使ってより理解しやすい構成となっている。
古代がみえてくる本 ―毒からの発想
一戸良行著/203頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-031-2 C1040 ¥1200E
恐竜・セコイアなど巨大な生き物がどのように滅亡していったかから、人類の起源、土器・石器の使用・発達、民族の移動、国家成立などに有毒植物がどのように関わっていたか、また各時代の権力闘争に毒がどう利用されたか、など毒を軸として眺めた古代史。
顕微鏡がひらいたミクロの驚異
樋山正士著/154頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-358-3 C1045 ¥1200E
古典的な顕微鏡から最新の電子顕微鏡までの移り変わりや顕微鏡によって出会った細菌・カビ・さらに小さいウイルスの姿・形やその生活ぶりについて、パスツール、野口英世などの研究者のエピソードも入れながら解説する。顕微鏡の存在を再認識する本。
プランクトンウォッチング
小田部家邦著/140頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-357-5 C1045 ¥1000E
プランクトンなど微細な生き物を見るときの顕微鏡の扱い方、サンプルの集め方、眺め方等を筆者40年の経験と貴重な写真・わかり易い絵を使って語る。顕微鏡がなくても、プランクトンたちの世界が楽しめる配慮がされている本。
「木」の再発見 ―木のすばらしさと適材適所を語る
黒木正胤著/163頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-372-9 C1045 ¥1200E
法隆寺の五重塔は1200年以上経てもびくともしない、鉄よりも強い木、またジュラルミンより軽い木、良い音を響かせる木などの話を通して、「木」のすばらしさを語り、さらに「木」の適材適所活用が森林保護に役立つことも説く。
クラゲの水族館
寺本賢一郎著/160頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-112-2 C1045 ¥1200E
一見ノンビリ屋のクラゲについて、クラゲと長年つき合ってきた筆者が、すばらしい絵や各地で集めたエピソードを入れながら、毒クラゲ、光るクラゲ、人を刺すクラゲなどの話から、あまり知られていないクラゲの生活ぶりまでを紹介する。
肥料の来た道帰る道 ―環境・人口問題を考える
高橋英一著/140頁/5%税込定価1223円
ISBN4-87639-353-2 C1040 ¥1165E
地球の人口が100億になったとき養う食糧はあるのか。歴史のなかで肥料が食糧増産・人口増とどう関わりあってきたか、開発のされ方はどうかなど、時代を追って語り、近未来に迫った人口と食糧のバランスの崩壊をどう防ぐか、肥料の果たす役割を提言する。
群れの科学 ―大きさの調節機能
小沢正昭著/140頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-373-7 C1045 ¥1200E
ネズミ、ミツバチ、ゾウ、サル、渡り鳥など種によって群れの大きさがどうして違うのか、どんなメリットがあるのか、群れを支えるものは何かなどについて事例を挙げて解説し、その上、調節機能を失った人間の近未来をも考察する。
家庭は小さな科学館
平澤猛男著/228頁/5%税込定価1427円
ISBN4-87639-345-1 C1040 ¥1359E
最先端技術の結晶や伝統的な道具が混在し家庭は小さな博覧会場。良きにつけ、悪しきにつけ家庭に入り込んだ高度化した洗剤・化粧品から衣類・食器具・食品・飲料製品の便利な点・問題点、その扱い方を解説し、家庭環境問題にも言及する。
カビへの招待
中野政弘著/231頁/5%税込定価1575円
ISBN4-87639-364-8 C1045 ¥1500E
日本人は古くからカビとの付き合いが多く、日常の生活にも利用してきた。本書は、カビの形・性質・生活等の基礎知識から、その研究に関する内外のエピソード、酒・味噌・各種漢方薬等の医薬品への利用など、筆者とっておきの「カビの雑学」を語る。
水族館のわき役たち
寺本賢一郎著/170頁/5%税込定価1223円
ISBN4-87639-343-5 C1045 ¥1165E
水族館で自他ともに認める主役よりわき役の方が楽しい。毒をもつものあり、伊賀流忍法を使うものあり、空飛ぶ円盤?ありのユニークな二十余種のわき役たちに登場願い、その生活ぶりを語り、その上水族館の裏方のゆかいな活躍ぶりも紹介。
動物と植物はどこがちがうか
高橋英一著/154頁/5%税込定価1223円
ISBN4-87639-341-9 C1045 ¥1165E
永遠のテーマに果敢に挑戦し、身近な動物・植物や区別のつかない変わった生き物、原始的生き物を登場させ、色・形・動き・特有の機能や食べ物・栄養分について、比較しながら明確に考察し、動物と植物の分かれ目はどこかを解説する。
カタツムリの遊学
山下義幸著/92頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-365-6 C1045 ¥1000E
ノンビリ屋のカタツムリの親戚にタコがいるが他にどんな生き物がいるか、殻やツノは何の役目をするのか、時速はどのくらいか、刀の上をどうしてゆうゆうと歩けるのかなど、種々の疑問にこたえつつ、生態と生活を明らかにしていく。
血液検査は語る ―血液・尿は異常を知らせる使者
松崎廣子著/202頁/5%税込定価1325円
ISBN4-87639-339-7 C1040 ¥1262E
血液は健康を測る物差しといわれている。検査の数値の見方、異常・正常に基準はどのように判断しているか、それぞれの項目がどの病気と関連しているかを的確に説き、検査結果であらわれた一つ二つの異常でノイローゼにならずにすむ理由も語る。
共生の科学
小沢正昭著/172頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-369-9 C1045 ¥1200E
動物から植物・微生物まで多くの生物が異種の生物と互いに助け合って生きていく様子を、水牛とサギ、サンゴと藻類、ツツジと菌根菌などと、具体例を挙げて興味深く平易に解説する。また、変り種の共生にもふれる。
知っていますか科学捜査
小田部家邦著/120頁+カラー口絵/5%税込定価1029円
ISBN4-87639-335-4 C1040 ¥980E
科学捜査研究所で30余年間多くの事件と科学的に取り組んできた著者が、警視庁でのいろいろな事件の話、微小な証拠品の検査のやり方・関連する科学の話から、自分の趣味のプランクトン観察が事件解決に役立った話などを分かり易く語る。
海藻の本 ―食の源をさぐる
西澤一俊・村杉幸子著/218頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-334-6 C1045 ¥1300E
飽食の時代といわれる現代、健康に役立つ食品として海藻が注目されている。おもな食用海藻の植物としての特性や健康によい成分・風味・体内での消化吸収性などのほか、さまざまな利用方法について科学的な見地から懇切にまとめた本。
ストレスに負けない食べ物
粕川照男著/156頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-329-X C1040 ¥1000E
最近、ストレスが原因で胃腸病や心臓病にかかる人が増えている。本書は、薬で取り除くのではなく、食生活の工夫でストレスに負けない体をつくるコツやストレスに有効な食べ物・栄養素にはどんなものがあるのか、その理由は何か、などを科学の目で平易に説く。
カビと植物の科学
小沢正昭著/163頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-328-1 C1045 ¥1000E
灰色白カビとイチゴ、ミカンとカビなど植物には種々のカビが寄生する。肉眼では観察しづらいカビの寄生による植物の変化や異常、病原性菌の利用法など、植物と多くの微生物が繰り広げる多様な関係について、広い分野を対象にまとめた書。
みんなで考える洗剤の科学
井上勝也編/168頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-348-6 C1040 ¥1000E
家庭や職場で使われている洗剤について新しい視点から、科学者と皮膚科医が協力して、洗剤の歴史気から使用されている各種の界面活性剤の種類・用途・特性や環境と人体への影響についてまで幅広く解説。
知っておきたい血液型の科学
山本 茂著/135頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-159-9 C1040 ¥1000E
血液型でほんとうに性格が分かるのか、人間の血液型は本当に不変なのか、犯罪捜査・輸血・臓器移植・親子鑑定にどのように利用されるのか、血液型分類法はABO式一辺倒になっているが他の分類法よりすぐれているのか、などを科学的に語る。
○△□の遊学 ―図形を使って数学に親しむ本
佐藤健一著/191頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-323-0 C1041 ¥1000E
われわれは、土地で広さ、お酒で容量、お金で数、タクシーに乗って距離等、日々、数学を使っている。本書は、基本図形を使って苦手とする数学を楽しみながら理解でき、応用にも活かせるよう工夫されており、いろいろな場面での発想の転換にも役立つ。
目で見る植物用語集
石戸 忠著/155頁/5%税込定価1121円
ISBN4-87639-346-X C1045 ¥1068E
多種多様で紛らわしい植物用語をアイウエオ順に並べ平易に解説するとともに、それぞれの用語解説の下にすべて植物画を挿入し、読んで・見て分かるように編集されている。また、解説文に、実際の植物例を多く登場させており、すぐ役立つ用語集。
食物保存の知恵
粕川照男著/172頁/5%税込定価1020円
ISBN4-87639-320-6 C1040 ¥971E
食糧資源の乏しいわが国では、昔から貴重な食物を上手に保存し活用してきた。いま、大腸菌O157など強力細菌の出現もあり、保存法が注目されている。本書は、科学的視野に立って上手な保存法を紹介しながら、もう一度保存の大切さを考えさせる。
飲み水の雑学
小沢正昭著/177頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-111-4 C1040 ¥1000E
水が生命維持にどうして必要か、体内でその水がどのように働いているか、水を外から取らないで生きられる動物の仕組みはどうか、良い飲み水とはどんな状態の水かを事例をもとに説き、また、水と長寿との関係、うまい水の成分は何かについても言及する。
植物の遺伝学
高橋萬右衛門著/200頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-316-8 C1045 ¥1200E
生物資源としての遺伝子に注目し、われわれの生活に不可欠な高等植物とくに栽培植物についての遺伝に関するエピソード、遺伝子とは一体何か、植物改良にどのように利用されているか等を豊富な経験をもとに説く。遺伝子とは何かにも言及。
植物とつき合う本 ―植物分類学への序章
岩槻邦男著/179頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-314-1 C1045 ¥1000E
多様な植物の戸籍調べから植物世界の秩序・進化の過程の話、植物の見分け方、植物名の調べ方など、植物分類学の初歩をとおして、生命の意義やどうしたら植物と会話が出来、植物と友だちづき合いができるかを助言する。
台所で見つけた科学
粕川照男著/172頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-160-2 C1040 ¥1000E
台所で使われている新旧の器材、調理法等がいかに科学的にすぐれているかをあらためて見直し、調理器材の特性や品質を科学的立場で平易にのべ、器材と材料を最大限に生かす方法を探る。読み終わって台所に立つと、最新器材等の展示室に見えるかも。
植物と病気の話
上山昭則著/179頁/5%税込定価1029円
ISBN4-87639-312-5 C1045 ¥980E
われわれに豊かな恵みとやすらぎを与えてくれる植物がどのように病原菌に犯され、塩害・大気汚染などによってどんな病気にかかるか、植物の抵抗力を弱くする原因は何かなどを鋭くつく。また、進化の過程で獲得したそれぞれの植物の防衛戦術にも触れる。
麻薬の科学
一戸良行著/186頁/5%税込定価1365円
ISBN4-87639-310-9 C1045 ¥1300E
“魔”の薬といわれるアヘン、大麻、コカイン、LSD、モルヒネなどがどのような時代背景の中で誕生してきたか、その研究者たちの研究エピソード、麻薬に関する正しい科学的知識、正常な使われ方・異常な使われ方・その薬効などを説く。
ミクロ生物の不思議な力 ―特殊微生物を探る
小沢正昭著/163頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-309-5 C1045 ¥1000E
100℃近い温泉や0℃以下の湖・沼、コンクリート上や1トンの圧力下など特殊環境に生息する小さな生命のパワーと生活を紹介し、これらミクロ生物が人間社会や他の生物とどのように係わりをもっているのかを平易に述べる。
花の科学
箱美義著/179頁/5%税込定価1260円
ISBN4-87639-377-X C1045 ¥1200E
我々の目を楽しませてくれる花は何のために咲くのか、それぞれの花が現在の形や色になったのか、花が誕生する様子、昆虫とのかかわりなど、花の神秘や謎を科学的立場からエピソードもまじえて説いていく。身近な花を見るとき役立つだろう。
古くて新しい科学 ―ことわざを中心として
粕川照男著/144頁/5%税込定価1029円
ISBN4-87639-305-2 C1040 ¥980E
トマトが赤くなると医者が青くなるなど、食物や気象、動植物などに関することわざや慣用句のなかから現代科学として充分通用するもの百余種を選び、春夏秋冬天地人の7章に分け、科学者の目で先人の考え方の正確さを証明していく。現代人にも活用できる。
食と文明の科学
小沢正昭著/148頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-359-1 C1040 ¥1000E
人類はいかに食べ物を安定的に確保する努力をしてきたか、そのために、いったん手に入れた食物の貯蔵や加工にどのような知恵をしぼってきたか、それが文明の発達にどれだけ貢献してきたかを具体的・科学的に歴史の流れに沿って綴る。
毒草の雑学
一戸良行著/146+カラー1頁/5%税込定価1050円
ISBN4-87639-350-8 C1045 ¥1000E
山菜と間違えて食べてしまったニュースを年に幾度か耳にする。身近に接していながら気づかずにいるスズラン・スイセン・トリカブトなど多くの有毒植物の特性・薬理・その名の由来について述べ、毒草にまつわる伝説をも紹介する。
香りへの招待
梅田達也著/248頁/5%税込定価1575円
ISBN4-87639-360-5 C1043 ¥1500E
香りは人によっても時代によっても違っており楽しい。本書は、時代とともに香水・香辛料など多くの香りがどのように使われてきたかをのべ、多様な香りの魅力を文学・伝記などの中からとらえ、さらに化学的に興味深く解き明かしている。